三度の飯も推しも好き

書ける時気が向いた時に舞台の感想とか書きます

私がエリザベートにハマりきれない理由

 

こんにちは。皆さん元気にオタクしてますか?私は楽しそうな現場に行って楽しかった〜!とツイッターで暴れる模範的なDDをやってます。みんな早くこれになればいいのに。悩むことがないのでめちゃ楽しいですよ。

 

 

とはいえ推しは舞台に立ち続けるので(ありがたい)私は現在帝国劇場に何度か足を運ぶなどしています。

 

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この劇場に推しが立つにあたって色々な感情が交錯しすぎてカレイベで帝劇に立ってくれて嬉しいと伝えて泣き、初日開演前にキャストボードを見て泣き、袖から出てきたとろろ昆布かぶった(違う)(違くない)推しを見て泣き、帝劇の舞台の真ん中で声を響かせる推しを見て泣き、カテコで出てきた推しを見て泣くなどしました。

 

多分この人を見るとき私は泣く以外の感情表現ができなくなってしまうんでしょうね。

 

 

しかし題名の通り私はミュージカル「エリザベート」という有名すぎる作品が今のところどうしても心に刺さりません。今後見続けたらまた変わるのかもしれないけど、これだけファンがいる作品なのに、私には受け入れられなくて、せっかくこの作品を見る機会を与えてくれた推し(たち)がいるのに、なんとなく悲しい気持ちになります。

 

 

ちなみに私は同じく帝国劇場で昨年上演されたリーヴァイ×クンツェ作品のミュージカル「モーツァルト!」やミュージカル「マリーアントワネット」に関しては大好きすぎてチケットがじゃんじゃん手元に増えていきました。

 

 

 

前置きが長くなりましたが、

ではどうして私は「ミュージカルエリザベート」にハマりきれないのか。

 

まず登場人物の誰にも共感ができないんです。

もちろんみんなひとりひとりとても魅力的で素敵な人たちなんですが、どうしても皆割と自分本位で生きてて、特にシシィには「いやもっと頑張れよ…」などと思ってしまいました。

なんでルドルフのこと取り戻したのに放置したん………かわいそうやんけ………

 

この作品をトートとシシィの物語としてよりも、シシィの生涯の物語として見てしまったことに大きな要因があると感じましたが、主人公に共感なり同情の念なりが抱けないのはなかなか見てる方としては辛いものがあるなと感じました。

(そもそも初日観劇した時、ルキーニが呼び起こした屍たちを動かして物語を進めている。という設定なのを理解できていなかったところにも問題がある)(ちゃんとセリフを聞け)

 

 

他にも私の中の花總さんのMAでのマリーアントワネットのイメージが衝撃的かつ印象的すぎて、ルドルフを拒絶するシーンで私の中で昨年観た舞台の中で一番好きで一番泣いた花總さんの「全ての母親への冒涜です」というセリフからかけ離れすぎて受け入れられず辛くなってしまった。など完全に私情(?)が重なりエリザベートに対してどういう感情で見ればいいのかわからない毎日です。

 

 

とは言いつつ本当に出てる役者さん全員が一流で、古川さんの演技はとても大好きだし、芳雄さんトートは強いし、子役の子たちも大変可愛くて、最高の舞台であるのは確実なので楽しいんですけどね!!

 

私は帝国劇場ではストーリーで号泣したい。などという謎の願望があるのです。(お前も身勝手やな)

 

 

文献を読んだりいろいろ調べたりお気に入りのキャスト組み合わせを見つけたりしたのでようやくエリザベートにハマれるかなあと思ったりもしてるのですがなにせチケットがない。悲しいですね。

 

 

 

エリザにハマれないことにモヤモヤして理由を書き出してみよう!と思って書いてみましたが10割自分の解釈の違いや予習不足が原因なのでは?と納得した次第です。

 

 

まあでも舞台は100人が見たら100通りの解釈があるものですし肌に合う合わないもあるので本来は別に敢えて好きになる必要もないんですけど、

やっぱりできることなら推しが出てる作品のことは作品ごと愛したいので、もっともっとエリザについて考えていきたいなあ。と思いました。

 

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花總さん、本当に美しいな……前世絶対貴族。

古川さんは脚が500kmあります。

ちゃぴさんシシィがとても好きです。

あと成河ルキーニもっと見たい。

 

 

 

 

 

 

おわり。